先週、中国出張の空き時間で、ASUS Zenfone 5 (A501CG)
を買った。
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値段交渉して850元(約15,500円)。Expansysより2,000円ぐらい、送料も考えれば4,000円ぐらい安く手に入った。

しかし、中国で買ったので、OSは当然中国版(CN版)。GoogleサービスもFacebookも使えない。
おかしな中華ソフト満載で、めまいがする。

そこで、ファームウェアをインターナショナル版(WW版)に書き換えることにした。

手順については、英語の解説サイトがたくさん有るのだが、結構どれもいいかげんな記述で、真似してやって失敗している人も多いようだ。そんな中で唯一、日本で実行してブログ記事にした方がいらっしゃるようで、参考にさせていただいた。
http://taka0199.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

このサイトに書かれている通りにやればできるが、少し分かりにくくて試行錯誤したところもあるので、自分のメモも兼ねて補足を記す。上記のサイトと合わせて読むと、スムーズに出来ると思う。

1. 今回の対象機種・型番と使用したパソコン

Zenfone 5 A501CG T00J
ファーム: T00J_CN_1.11.40.1

Ubuntu 12.04.1 LTS (Windowsでもやり方は同じだと思う。)

2. 大まかな手順と解説

(1)ファームをCN_1.14.40.50にする。

・ 要するに、このバージョンだけが、CN→WWにできる。
・ 最初に入っていたCN_1.11.40.1でも、WW版を入れようとすると、最後の最後でハネられる。
・ CN_1.14.40.50のファームが入っている時だけ、WW_1.14.40.50のファームを受け付けてくれる。
・ 買ってきてすぐの状態(CN_1.11.40.1)だと、CN_1.14.40.50はバージョンアップになるため、fastboot.img, boot.imgのコピー作業や、「fastboot flash」でそれを書き込む作業、install-recovery.shコマンドを実行する作業がすべて不要になる。すぐに、「adb sideload」でファームの書き換えができる。ということは、rootにする必要も無い。なので、買ってきたら、OSの自動更新をしないことをお勧めする。更新をダウンロードしてしまったら、絶対にインストールせずに、設定メニューからOSの初期化をすれば消えてくれる。(自分のデータも消えるけど。)初期化する前に、Wifiもデータ通信も切っておこう。

(2)ファームをWW_1.14.40.50にする。

これを入れた時点で、この携帯はWW版だということになり、自由に最新のWWバージョンを入れられるようになる。

(3)最新のWWファームを入れる。

これで、何の不都合もない普通の携帯になる。
中華アプリは跡形もなく、見慣れたアプリが並んでいる。ちょっと寂しい。

3. 用語の解説、Tips

・ ADB

アンドロイドのコマンドライン(shell)を出したり、ファームを書き換えたりするためのパソコンの実行ファイル。Android SDKの、platform-toolsフォルダの中に入っている。コマンドラインで呼び出して使う。
少々古くても大丈夫。2年前にインストールしたものがそのまま使えた。

・adb sideload ‘パソコンの中のファイル名(フルパス)’

ファームを書き換えるためのコマンド。Androidを書き換えモード(apply update from ADB)の状態にして、パソコンのコマンドラインから使う。パソコンの中のファイル名(フルパス)は、手書きをしなくても、ファイルのドラッグアンドドロップで入れられる。

・ファームウェアのzipファイルの注意事項

ダウンロード先はこちらになっていた。
http://www.asus.com/Phones/ZenFone_5_A501CG/HelpDesk_Download/
AndroidのFirmwareを選択。
ダウンロードしたままでは使えない!!
今回ここが一番ハマったところ。
UL_ASUS_T00F_CN_1_14_40_50_user.zipと、
UL-ASUS_T00F-CN-1.14.40.50-user.zipの違いが分かるだろうか?
前者がダウンロードしたファイル。これを一度解凍すると後者になる。adb sideloadでインストールするのは後者。前者を選んでも、転送は実施され、最後にエラーが出るので、始末が悪い。

・apply update from ADBの出し方(コマンドの入れ方)

「Volumeボタン↓、↓+↑、↓」コマンドをいつ入れればいいかが分からなかった。
Droidbootしたあと、recoveryを選択して、しばらく待って、ドロイド君がぶっ倒れた絵が出てきたら、コマンドを入れる。
すると、「apply update from ADB」が選べるようになる。

・【Linux限定?】 adbコマンドの入れ方

Androidが通常状態の時は、adbコマンド(adb shellなど)は自由に入れられるが、「apply update from ADB」の状態では、adbコマンドを入れると
insufficient permissions for device
と出て、エラーになる。
最初原因不明だったが、パソコン側をrootにすることで回避できた。
具体的には、次のようにする。
adb kill-server
sudo adb start-server
android側はrootではなくても良いようだ。

・adbコマンド、fastbootコマンドについて

次のサイトを参考にさせていただいた。
http://sumaho-baikyaku.seesaa.net/article/385307169.html
http://chimtty.blogspot.jp/2013/11/nexusbootloader-androidjp.html

このZenfone 5 をAndroid4.4にアップデートしてみた→


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