屋根南面の面積でできるだけ発電量を稼ぐために、発電効率が良い単結晶モジュール(東芝、シャープ)と、温度特性が良く夏場に強い単結晶/アモルファス積層モジュール(パナソニックHIT)に絞って検討を開始しました。

2014年1月14日より、インターネットの見積もりサイト2社(タイナビ、価格見積り工場)と、近所のスーパーでいつも売り込みをしている1社、計3社に見積もりを依頼。それぞれの方に自宅を見ていただき、見積と発電シミュレーションをいただきました。

インターネット見積りサイトは、複数社から見積りを同時に取れることを売りにしているはずなのに、なぜか紹介は1社ずつでした。しかし、口コミや雑誌、書籍での評判から選んだサイトだけあって、紹介いただいた会社は2社とも、とても誠実、信頼できそうなところでした。一方、スーパーの売り込みで選んだ1社は、とても丁寧なのですが、どうも言葉の端々に誠実さが感じられません。今は25年度末の駆け込みで需要が多く、契約を取る必要が無いのでしょうか。

自宅の南面屋根には、当初試算通り、20枚のモジュールが載るそうです。各社から、シャープ、東芝、パナソニックの240〜250Wモジュールを使った4.8〜5.0kWシステムを提案いただきました。値段はどれも200万円以上です。
インターネットサイト「タイナビ」で紹介いただいた業者の方は、とても誠実で会社も自宅から近く、心が動きました。

一方、インターネットサイト「価格見積り工場」で紹介いただいた、富士プロダクトさんの見積りの中に、
「パナソニックHIT233Wモジュール×20枚 = 4.66kWシステム」
というのがありました。

同じパナソニックHITでも、240W×20=4.8kWシステムに比べて定格電力が3%低いだけで、見積りが10%以上、30万円も安いです。

「どうも怪しい」と最初は思いました。

このモジュールのメインは単結晶シリコンです。パソコン自作が好きな方ならすぐ解ると思いますが、シリコンというのは、非常に品質バラツキが大きいです。たとえば、同じ単結晶シリコンを使った製品であるCPUの場合、同じものをたくさん作っておいて、クロック耐性や低電圧耐性を基準にして選別し、良いものから順に、Core、Pentium、Celeronと、ブランド名や使用クロック数を変えて販売するわけです。

JIS規格では、240Wモジュールは、10%低い216Wまで240Wを名乗って良いことになっています。233Wは、210WまでOKです。
ということは、実測215W〜210Wのモジュールが使われているのではないか?

…という少々マニアックな疑問にも、富士プロダクトさんにはすぐに理解してもらえました。
実測上、240WモジュールはJISとは関係なく240W以上が揃えられており、233Wも同様とのこと。
念のためGoogle先生に聞いても、ほぼ同様のことを言っています。
効率が小さいものが選別されているのは間違いないでしょうが、数値は信じて良いようです。
(後日談ですが、モジュールのメーカー出荷時測定値はこの記事の通りでした。)

233Wモジュールは、現時点では信じられないお買い得品です。
効率は小さくても、HITはHITです。
(これも後日談ですが、この記事の通り、HITの名に恥じない実発電量でした。)

今回は見積り3社で偶然お買い得品が見つかりましたが、探せばもっと良い物があったかもしれません。
手間暇かけて探す価値はあると思います。
これからシステムを検討する方は、できるだけ多くの業者から見積を取ることをおすすめします。

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